これは9月9日にロケ地を訪問した時の記事です。
徳島県鳴門市の山腹に、阿波国の一宮である「大麻比古神社」があります。

この門前から歩いて5分ちょっと位の所に映画「バルトの楽園」の撮影に使われたドイツ兵捕虜収容所のセットがありますヽ( ̄▽ ̄)ノ。

近年、日本映画では大掛かりなセットを造り上げての撮影がなされていて、撮影後も一定期間セットを観光施設として公開するというような事が行われています。

これらセットの公開期間は不特定であり、決して長い期間ではないので、閉鎖される前に見に行かないと無くなってしまう代物です。 今年7月の中国地方旅行時には「男たちの大和」の尾道セットは跡形もありませんでしたから・・・(ρ_; )

私は、この映画をまだ見てはいないのですが、第二次世界大戦で同盟国だったドイツは第一次世界大戦当時は敵国で、当時のドイツ兵の捕虜を収容していた収容所で、日本で最初にベートーベンの「第九」が演奏された話を映画化したのだと聞いています。
レンタルに出回ったら、早速借りて見なくてはいけませんねσ( ̄∇ ̄o)。
券売所で貰った、ガイドを頼りにセットの内部を廻ってみました。 まずは「坂東捕虜収容所」の正門です。
守衛の御立箱でしょうか。

衛兵詰所だそうですw(゜o ゜ )w。

炊事場棟と書かれています。 日本の建物では無いような感じの建て方です。
バラッケと呼ばれる収容棟だそうですが、収容所という雰囲気ではありません。

廃校となった教室のような雰囲気がします(゜Д゜≡゜Д゜)。

アトリエまであって、収容所という暗いイメージはありません。
印刷所だそうです。

音楽会のポスターが印刷されたと書いてありました。
製パン所だそうですヽ(゜∀゜ )ノ。

レンガ造りの釜が、それっぽく造られています。
ミルツ浴場だそうです。 日本の銭湯のような感じですが、当時のドイツ人捕虜は皆一緒にお風呂に入るという日本の習慣は理解していたのでしょうか?(; ̄ー ̄A
酒保だそうですが、場末の飲み屋といった風情ですヾ(*≧▽)ノ彡。

ビールの本場から来たドイツ人には、キリンビールはどんな味だったのでしょうね?
映画の公開期間は、長くは無かったみたいですが、今年中にレンタルになるのは難しいかもしれません。
そういえば、香川の琴弾で銭形が見える岩の上に3人のドイツ人が陣取っておにぎりを頬張っていましたっけ・・・ドイツ語がわかる奴がいるとも知らないで、ペラペラと「日本の年寄りは外国人見ると逃げるようにいなくなるよね」みたいなこと言ってましたっけ・・・(`m´〃)
※7日と8日の旅行記をアップしました。

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