
仕事が一段落したら行こう、と思っていた
「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」を見に、
北の丸公園の国立近代美術館へ。

藤田嗣治といえば「乳白色の肌」の裸婦が有名ですが、
今回の目玉はなんといっても
日中戦争〜太平洋戦争中に描かれた「戦争画」。

絵巻のように戦闘を描いた初期作品から、
ルネサンス期の宗教画に倣った、といわれる後期作品まで、
一挙に14点の戦争画が展示されています。
(画像はすべて図録から)
ある意味、少年雑誌に掲載された戦記絵物語や、
プラモデルのボックスアートにも通じるものも有りますし(<私見です)
「絵画」としては非常に判りやすい作品ばかりですので、
多少でも興味のある方なら見て損は無いと思います。

「藤田嗣治 全所蔵作品展示」の後、
同じ北の丸公園内にある「工芸館」へ。
ここは陶器や漆器、ガラス工芸などを展示する
国立近代美術館の別館ですが、
お目当ては展示品では無くて、
旧日本陸軍の近衛師団司令部庁舎を改修した
重要文化財指定の建造自体です。

内部は撮影禁止なのでパンフレットの写真。
展示室は当然近代的に改装されていますが、
この中央階段〜玄関広間部分(のみ)は当時のままだということです。
本当は新しいカメラのテスト撮影もするつもりだったんですが、
ろくに撮らないうちに日が暮れてしまったので断念。
E-M10 Mark IIの本格稼働はしばらく先になりそう・・・です。
東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp
東京国立近代美術館 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/東京国立近代美術館
藤田嗣治 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/藤田嗣治
映画『FOUJITA』公式サイト
http://foujita.info