
先月下旬、大田区の池上梅園へ
梅を撮りに行ってきました。

池上梅園は、池上本門寺の隣にある区立公園。
戦前に日本画家の伊東深水の自宅兼アトリエのあった場所だそうですが、
もともと梅園だった訳ではなくて、都から大田区に移管された後、
公園として整備する際に区の花の梅を植樹した、という経緯のようです。

池上本門寺のある高台の西側斜面を中心に、
園内には約370本の梅の木が植えられています。
この時は7〜8分咲き程度ということで、
引きだとまだちょっと花の密度が寂しい感はありました。

写真的には、園内に高低差があるので、
下から煽ったり上から見下ろしたりと、
色々なアングルが試せるのが楽しいです。
光線は午前中は斜面の下から煽れば逆光〜半逆光、
以降は夕方まで基本的に順光。
夕方は斜面下の低地部分の梅が場所によって逆光になります。
周辺にはあまり高い建物はありませんが、
すぐ横まで民家が迫っているので、
斜面以外の場所、特に外周付近では周りの建物や電線等が
フレームに入ってくる危険性が高くなります。

一応、オールドレンズも持参したんですが、
良い玉ボケスポットが見つけられず。

背景の青は、工事現場のブルーシートだったりします。

園内にある茶室の玄関前で。

茶室の庭の竹林をバックにして。

日中は青空も見えていたんですが、
だんだん雲が出て来て、夕方にはすっかり曇ってしまいました。
夕焼けの可能性もあるか、と思ったんですが残念ながらほとんど焼けず。

日没後はライトアップが行われるんですが、
園路がかなり狭いので三脚を立てるのがはばかられ・・・
完全に日が落ちて、手持ち撮影が難しくなった時点で撤収しました。
大田区ホームページ:池上梅園
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/ikegamibaien.html