
バンダイコレクター事業部のスーパーロボット超合金“マジンガーZ”。
プロポーションと可動を重視した「合金玩具」新シリーズの第1弾です。

超合金魂GX-48/真マジンガーと比較。
超合金魂が全高約18センチ、スーパーロボット超合金が約14センチ。
「ロボット魂」よりもやや大きいくらいのサイズですが、
胸や脚部にダイキャストを使用しているので、
ABSとPVC主体のロボット魂よりも重量感が有ります。
個人的には、ダイキャストはどうでも良いので、
その分価格を抑えてくれた方が嬉しかったかも・・・
まあ、この辺は好みの問題、ですかね。

可動範囲もかなり広く「ロボット魂」なみ、と言っちゃっても
さほど言い過ぎにはならないかな、と。

初回生産分には、特典としてディスプレイベースが付属。
思いっきり「発泡スチロール」なので見た目が今ひとつですが(^^;
(塗装してやると見違えそうな気もしますが・・・)

付属オプションは手首(持ち手と開き手各左右)と
強化ロケットパンチ(右側)、マジンガーブレード1本のみ。
必須オプションの「ジェットスクランダー」は“マジンガー武器セット”として別売り。
どうせ両方買うので構わないと言えば構わないですが、
出来れば本体はスクランダーとセットにして
〜ブレードや強化ロケットパンチを武器セットにしたほうが、
イロイロと納得いったような気が・・・
新シリーズの第1弾ということで、価格をおさえたかった、のかな?

「ジェットスクランダー」は本体背中の凹部に固定。
腹部のベルトはスクランダーとは接続しておらず、
単にマジンガーのウエストに巻いてあるだけです。
設定通りに固定してしまうと、ボディの可動が死んでしまうのので、
コレはコレでアリ、かと思いますが・・・それにしても思い切ったな、と。

スクランダーの主翼の前進翼<>後退翼の可変は
翼を左右入れ替えることで再現。

腰後ろに付属のジョイントパーツを取り付けることで
別売りのスタンド(魂STAGE)が使用可能。
スタンドのアームでボディを挟むのではなく、
ジョイントに支柱の先端を差し込むので、
飛行ポーズでも安定してディスプレイできます。

「武器セット」には付属のロケットパンチ射出のエフェクトパーツ。
これ、2セット付いてくるんですが、1セットで十分な気が・・・

同じく「武器セット」付属の強化ロケットパンチ(左)で両腕強化パンチ状態。
強化パンチは通常の前腕パーツに被せる形で取り付けるため、
かなりオーバースケール感が有ります・・・
これはコレで強そう、ではありますが(^^;
正直「またマジンガー?」という気がしなくもないですが、
劇中ギミックを可能な限り再現した「超合金魂」と、
プロポーション/可動重視の「スーパーロボット超合金」で、
差別化というか棲み分けは出来てるのかな、と。
このサイズなら「〜魂」シリーズだと2万円オーバーの大型メカでも、
ソコソコリーズナブルな価格で出せそうですし、
(というか、商品コンセプト的に、変形/合体ギミックは無し、になるのかな?)
さらには「〜魂」ではサイズ的に難しいような
「オプションパーツ」なんかにも期待出来るんじゃないでしょうか。
魂ウェブ
http://www.tamashii.jp/