こんばんは出本さん
いや、私は以前、札幌歴史ゲーム友の会にお世話になっておりましたので。
ちなみに、その時も積み木を広めようとしていたのですが、その時にはあまり成果がでませんでした。(^^;
>トブルクは包囲に留め、これを開放しようとやってくる英軍主力を野戦で撃破する戦略を採りたいです。
はい。私もこの戦略がやっぱりかっこいいと思います。
ただ、開放しようと英軍主力が出てきたということ自体、それだけの戦力と補給の準備が出来たということなんで、とっても危ないです。このゲーム、時間は連合軍に味方するので(少なくとも1941年では。)トブルクを包囲し、出てくる英軍を待っているだけだと、時間と共にドイツ軍がどんどん不利になっていくということは指摘しておかねばならないでしょう。では、どうする?いやあ、面白いですね。
>僕には最大で80発の先制射撃を受ける可能性のあるヘクスに自ら突入する勇気は無いですね・・・
私にもありません。ただし、1941年初期の段階では連合軍の部隊は戦力2とか3が多く、4の駒も2個しかいません。戦力4の駒をトブルクに入れてあれば野戦軍はきわめて弱体なのでこれらをハンティングすればよいし、4が外に出ていれば、トブルク内の戦力はそれほどでもないということになります。そして海上輸送の動きを見ていれば、トブルクの防衛体制をある程度推測することができます。
>ただ、やはり水池さんも一度トブルクがドイツ軍の手に落ちれば、英軍による再奪取は不可能と考えておられるようですね。
はい。そう思います。その場合は、(トブルク攻略の際にドイツ軍はかなりの損害をこうむっているはずなので、見かけ上駒数はあったとしても)野戦部隊にはもうろくな戦力がいないということでもあります。ですから、(前に言ったことと違うぞと怒られそうですが)まだ連合軍にチャンスはあるかもしれませんね。
最後に、連合軍の戦い方ですが、自軍の利点を活用し、ドイツ軍の弱点をつくことです。あまり具体的に書くと楽しみがなくなるので、多少はしょってその一例を簡単に書きます。
初期の段階では、決定的な戦闘は避け、遅滞部隊をまきながら戦略的後退、この時、離脱と撤退移動をフルに使います。そのたびにドイツ軍は足を止められ貴重な燃料を使いますが、連合軍の撤退移動は燃料コストがかからないので、この戦術を使い続けると、時間と共に、連合軍はだんだん駒数が増え、補給カードがたまっていきます。ともかく、まじめに戦闘すればドイツ軍には必ず負けますから(ははは(^^; )戦っては駄目です。
時間をかせぎ、兵力を温存しながら下がる。これにつきます。
この際、ドイツ軍にすきがあれば、少数の部隊で迂回の態勢をみせます。これでドイツ軍もあまり無理な進撃はできません。仮にドイツ軍がエルアラメインまでやってきても攻撃するのに十分な補給はないはず。
そして10月くらいに満を持して攻勢に転移するというわけです。
一番、嬉しいのは先に攻撃してきたドイツ軍が地雷原にひっかかってもがいているときに、翼側から迂回して補給線を切断する態勢をとることですが、ドイツ軍が慣れていればそううまくはいかないでしょう。
ゲームが楽しいのはこういう作戦をいろいろ考え、それを試してみることですね。
どんな作戦にしろ、(トブルクやエルアラメインに立て篭もって待っているだけというような)単純なものでは駄目で、相手の動きに機敏に対応する機動的なものでないとこのゲームには勝てないと思います。
いろいろトライしてください。楽しみにしております。

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