名古屋のトーヨーボール廃墟がいよいよ取り壊されるという情報を頂き
急きょ名古屋に向かいました。
足場を組まれて「トーヨーボール」の文字が見えにくいのが残念ですが
まだまだ原型を保っていました。
しかし、この偉容を保っていられるのも、もはやそう長くはないでしょう。
高い青空が何とも空しく感じられます。
近づいたところ、前には川が流れていました。
あまり良い色ではありませんが、トーヨーボールが水面に反射していました。
240レーンもあったとは。。。あまりにも規模が大きすぎるのではないでしょうか?
オリンパスE-1の青空の発色が何とも言えないほど絶妙です。
間もなく旧機種になってしまいますが、まだまだ手放せません。
(スミマセン。自己満足お許しください。。。)
青空と窓ガラスの青。E-1にはもってこいの被写体です。
もう少し早く来れば足場もなかったのに。。。
今回のトーヨーボールの情報を頂いた建築家の方の案内で夜は
名古屋市内の古いアパートを見学しました。
15という棟番号。よく見ると、正方形の豆タイルで出来ています。
昔の建物はこんな所にも意匠を凝らして暖かみを感じます。
もうほとんど住んでいる方も居らず、取り壊しも近いのかもしれません。
もはや使われることのない物干し台が水銀灯の僅かな灯りに照らされていて
寂しさを感じます。
たった一軒だけまだ住んでいらっしゃるようです。
水銀灯の緑がかった灯りに照らされたアパートの壁と夜道が何とも良い感じです。
少しならここに住んでもいいかも?

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