夏増量

2013/4/24  7:28 | 投稿者: 時鳥

前項に関連して。

日よりも長く、月より短い時間の単位として、日本では二十四節季、七十二候というものもある。
一年を24に割った二十四節季は1つがおよそ半月、節季をさらに3分した七十二候は1つがおよそ5日だ。
何の気なしに、電卓を叩く。
72かける5は、360だった。
1年には5日足りない。
どこかの候が6日になっているか、どこかで日付が飛んでいるかしているはずだ。
一覧表をにらむ。

4日の候が3つ、6日の候が8つ見つかった。
プラスマイナスで365日。計算が合う。
内訳は以下の通り。
解説は、上段が中国、下段が日本で言い習わされている言葉。

【4日の候】
雨水の二候(2/25〜2/28)
 獺(かわうそ)魚を祭る
 土脈潤い起る
小雪の三候(12/3〜12/6)
 閉塞して冬を成す
 橘始めて黄なり
冬至の三候(1/1〜1/4)
 水泉動く
 雪下麦を出す

【6日の候】
立夏の三候(5/15〜5/20)
 王瓜(からすうり)生ず
 竹笋(たけのこ)生ず
小満の三候(5/31〜6/5)
 麦秋至る
 麦秋至る
夏至の初候(6/21〜6/26)
 鹿角解(お)つ
 乃東(うつぼぐさ)枯る
小暑の三候(7/17〜7/22)
 鷹乃ち学(はづかい)を習う
 鷹乃ち学を習う
大暑の初候(7/23〜7/28)
 腐草蛍と為る
 桐始めて華を結ぶ
処暑の三候(9/2〜9/7)
 禾(いね)乃ち登(みの)る
 禾乃ち登る
秋分の三候(10/3〜10/8)
 水始めて涸る
 水始めて涸る
小寒の三候(1/15〜1/20)
 雉(きじ)鳴く
 雉始めて鳴く

どうやら、カワウソのお祭り期間は短めで、
タカの飛び方練習期間と腐草が蛍に化ける期間は長めに取られている模様。

6日の候のうち、5つが夏にあたる。
そうか、夏が他の季節よりも長いと感じるのは気のせいじゃなかったのか。(え?違う?)

なお、中国が上に来ているのは、個人的な趣味である。
中国のほうがダイナミックな空想力が感じられて好きなのだ。
タカがハトに化けたり、モグラがウズラに化けたりする。
見慣れない生き物がいきなり現れた時、「これはあれが化けたに違いない!」と
ストレートに考えちゃう思考経路が楽しい。
2



コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ