紐付け

2013/7/20  0:40 | 投稿者: 時鳥

仕事をしていると、「紐付け」という言葉は一日に何回も出てくるけど、言われてみれば、プライベートで使うことはほとんどない。
閑猫さまの記事を読んで初めて、この言葉が一般にはあまり馴染みのない言葉らしいことに気付く。
そうか、だからパソコンで変換する際にも、一発では出てこないことがあるのか。

お客さまコードで売上情報を引っ掛けて、
売上情報と売上明細は売上番号で紐付いているから、
売上明細の商品コードと商品マスタを紐付けて、
商品マスタのメーカーコードをメーカーマスタと紐付ければ、
あるお客様がどのメーカーから買っているかは引っ張って来れるんじゃない?

・・・とまあ、こんな感じで使うのだけど、こう説明している時、
売上情報というラベルのついた四角と、
売上明細というラベルのついた四角が、
一本の線でつながっている様子が、頭の中ではっきりと見えている。
私に限らず、データベースを扱う人は大抵そうだと思う。

データベースを扱う時、ER図というものを頻繁に目にする。
データとデータの関係が一枚で表された地図のようなもので、これを見れば、このデータからあのデータにたどり着くためには、どこを通ればいいのかが一目で分かる。
ちなみにERは、Emergency Roomではなく、Entity Relationshipの略である。
ER図においては、商品情報や顧客情報などのデータは四角で表され、四角同士は線でつながれて関係を表す。
その様子はまるで、紐でつながれた箱のように見える。

データベースからデータを取得しようとする時にも、ER図に似たものが脳裏に描かれる。
手元にあるのは一片のID。それを元に必要な情報を得るには、いくつもの箱を経由しなければならない。
例えば、売上情報なら、お客さまコードとか店舗コードとかのフックがいくつも用意されていて、必要に応じてフックに紐を取り付けて、ほかの情報と結ぶことが出来る。
箱と箱を丁寧につなぎ合わせて、全部出来たら、一番端の箱を引っ張る。
すると、全部が芋づる式に引き寄せられて、向こうの端の箱から欲しい情報が出てくる。
「関連付ける」よりも、もっとピンポイントで強固な感触のある言葉。個人的には、「釣り上げる」に近いような気がする言葉。それが「紐付け」のイメージだ。

個人的なイメージはそんなだけど、「紐付け」という言葉はデータベース関係者以外も使っているように思う。
そういう人々が頭の中でどういう図を描いているのかは不明。
もしかしたら、荷物のタグみたいなイメージなのかもしれない。
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