またまた熊本の栗原さんが地元の画像を送ってくださったので(参照:
#26、
#25、
#23)ご紹介します。

場所は熊本県球磨郡あさぎり町須恵地区、2003年(平成15年)4月1日の町村合併までは須恵村だったそうです。ハイキングコース? からふと見上げると、林が開けた丘の上に忠魂碑が建っている、という感じのよいロケーションです。

「台座から計ると6m位はあり大きい部類に入るでしょう」とのことで、これは相当に見応えがある碑のようですね。

「ここは小高い丘になっていて桜が咲く頃には廻りには桜も植えられており、見晴らしもよく気持ちのいい場所に場所に建てられています。」とのコメントをいただきました。ここからも球磨盆地を見渡せるとのことで、「見晴らしの良い場所に建てる」というのは地域性なのでしょうか。それとも単に私が無知なだけで、他の土地でもこうしたロケーションの忠魂碑・忠霊塔は建っている?

画像クリックで拡大表示されます。昭和32年9月20日が建立された日でしょう。戦後12年というのは、精神的に、あるいは国際情勢的に何かの区切りだったのでしょうか。
栗原さんのコメントでは「碑文は昭和32年に書かれたもので揮毫は陸軍医官長野文治によるものです。この方がどういう関わりがあってのものかはわかりませんがネットでは一等軍医として第一次大戦に青島守備軍で活躍されたと出てきます」とのこと。写真に加えて細かい情報、本当にありがとうございます。

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