今日は久しぶりに姫路に行くことにした。
三宮の「
すずめ」という店で美味い讃岐うどんを食べて、甲南チケットで三宮ー姫路の往復を買って出かけた。
新快速に乗ると40分足らずで姫路に着く。
第一の目的は「
ケーテ・コルヴィツ」の展覧会。
まずは姫路市立美術館を目指す。
美術館や博物館は平日限る、全体でも20人ぐらいしか居ないのでゆったり見れる。
ケーテ・コルヴィツはドイツを代表する版画家で彫刻家。
版画の中から作家の想いが零れ落ちそうなくらいの作品がたくさん並んでいた。
その後、姫路城の向かいにある「
イーグレひめじ」をのぞく。
城の見える「
播州しらさぎの湯」という天然温泉に入ることにする。
たまたまタオルもあるし、平日580円(サウナ付き)とリーズナブルだったので、1時間ほど温泉に浸かる。
一人用のヒノキ風呂が3つ姫路城が眺められるように作ってあって素晴らしい。
平日なのでこちらも入浴客が少なくゆったり出来た。
この後はもちろん風呂上りのビールである。
みゆき通りを散策したが適当な店がなく、1本東の「駅前小溝筋商店街」を歩く、十二所線の手前に昭和のにおいがぷんぷんする場所を発見、その路地の奥にある小さな店に入ることにした。
ホルモンと赤提灯に書かれていたので入ることにしたのだが、焼肉あり中華あり一品物ありの居酒屋というか、あの博多の屋台の様なメニューだった。
ホルモンとビンビールを注文する。
十年ほど大阪でサラリーマンをやった後、開業して30年以上になるという店主は話し好きで楽しい店だった。
次回、姫路に来ることがあったら必ず寄りますと約束して店を出た。
六甲道に戻った後、野暮用で森崎邸を訪ねた。
焼酎を頂きながら、3年前の「
オールクリアー」のDVDを見せてもらった。
なかなかバラエティに富んだ内容で2時間弱楽しんでしまった。
そのDVDを貰って帰宅。
3時間20分の姫路小旅行だった。

ケーテ・コルヴィツ「寡婦T」

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