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ようこそ,yochiのBLOG talkへ.おかげさまで2004年から長々とここまで来ることができました。ご来訪いただいた皆様のご愛顧に感謝の意を表します。"gup"の記事は,九州界隈でも容易に手に入るようなありふれた素材を使って,皆が知っているようなことを,自分の手でやって自分の目で確かめる....というコンセプトです.あなたもgupライフをお楽しみください.

 

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投稿者:yochi
あ,どうも.コメントありがとうございます.

えーと,野生の稀少生物のお話ですか....えーとぉ....「生態」の話については所詮素人の範疇に入りますが,まぁ「保全」という観点からはふたつの段階があると思っております.まずは個体群内の多様性を失わないうちに生息地自体を維持し,生物個体には手をつけないという方針で生物群を守るということで,それ以上に減って壊滅的となってしまった場合は動物園・水族館の「個体飼育」に頼ってとりあえずその「種」が失われることを防ぐ.....後者の段階になればチータとかバッファローとかトキとか,内婚的になってもとりあえず少しでも残ってればOKというレベルになるのでしょうが,それでも関係者各位は世界的ネットワークを組んで交配計画を作って最善を尽くしておられるわけで....よほどの状況にでもならなければ決して手遅れではないと思います.どうも残存集団が「内婚的」になることの弊害は声高に叫ばれる傾向があるようで,そのへんは専門家による適正な評価とその情報公開がほしいところです.

で,前者のような段階であるにもかかわらず,ちょいちょいって複数個体を採取・飼育して「保護」とか言う事例がみられる....というのが私の個人的見解です.なにぶん生息地保全というのはカネがかかるし,その場所が私有地とかで権利関係が複雑だったり,公共地であっても所有自治体の様々な事情によって取り扱いが難しかったりします.「保全地区に指定される」と土地価格が下落して....なんて人間的事情を加味すると,生息地をそのまま置いておく,なんて方策は取れないので,困ってしまうわけです.内水面のモロコ類やタナゴ類だと農業上の問題とかも.....あぁ大変!!

聞くところによると,国際的に見ると「稀少生物の生息地とされると住民を追い出して『国有地』化する」なんていう国もあるそうですが,まぁそんな極論的な力技を使わないで,中庸・折衷の精神をもって皆で仲良く自然保護ができれば,それにこしたことはないと思います.

ちょっとgupの話からそれましたが,あしからず.
投稿者:サーザ
>個体群が減少することで、生物としての活力が失われてしまっている、のもあるような。


種を維持するのに絶対必要個体数ってのがあるって話を聴いた事があります。

ある個体群も必要数の個体がないと種を維持できないそうですね。純国産の「朱鷺」がそうでしたよね。
投稿者:花やん
系統による強壮度は確かにありますね。
 技術だけではどうしようもない部分がある。一時のドイツイエローとか。
こういうことは一般にあまり知られていないことではないでしょうか。絶滅寸前の生物種などは環境要因だけしか、言われませんが、個体群が減少することで、生物としての活力が失われてしまっている、のもあるような。
 これを調べるのはまさに貴センターの出番ではないでしょうか。
投稿者:yochi
あ,どうも.コメントありがとうございます.

その個体が健康か否かについては遺伝的要因ももちろんですが,育成技術,まぁ端的に言えば飼い方に負うところが大きいと思っております.

今回の記事は「短命」あるいは「虚弱」にならないように気をつけて仔を採らなきゃいけないなぁ,という主旨ですが,これよりもっと踏み込んで「強い」と申しますか,普通より強健とか長命というのについてはスクリーニングが難しいために育種目標にしづらいという側面があります.たとえば,「強健」を見極めるためにわざと劣悪な条件に曝す虐待飼育の下で選抜するのは反則でしょう.また,通常の育種では早めに繁殖に使いますので長命か否かを判断する前に後代採りが終わってしまいます.

まぁ,私にできることは,とりあえず病的な因子が表面化していないことを確かめる選抜をかけて後代を採り,長生きだったらまぁラッキーかなぁ....というようなライトな感じで.....
投稿者:サーザ
最近のRREA系に特に顕著に感じられます。一時期の様な強健さが減退してるように思います。誰かか言ってた事ですが、

「綺麗なGUPを作るだけが品種改良じゃない“強い個体群”を作る」のも、立派な品種改良だって。

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