観賞魚の入れ物として昔から良く知られているガラス容器に「金魚鉢」がある.この頃はもう全く見ることはないが,丸いガラスの器を涼しげに泳ぐ金魚の姿は清々しいものである.
これを熱帯魚でやるとなると和洋折衷の風合いの金魚鉢より洋風のガラス器が似合うだろう(もちろん広口ビンのアカヒレやコップのベタは論外).学生の頃,大きなブランデーグラス型の器に小魚を泳がせる....というのをやったことがある(扱いが悪くて結局割ってしまったよ).最近は洒落っ気もなく機能性重視で,画像のような容器を観賞用に使うことがある.
先日の農業ビジネスの展示会でも3日間ブースに立ち続けるのがツライので心のオアシスとしてこれを隅っこに飾って,客がいない時に眺めていた.まぁ農業ビジネスにはならないが,魚も仕事じゃないわけでもないからね.
で,こんな狭いところはかわいそうなのだが,それでも健気に泳いでくれるのであった.
それでも,やっぱり,来場者の方に言われたよ....「メダカですかぁ?」「メダカの実験もしてらっしゃるのですか?」
すまんねぇ!えぇ?色が見えねぇのかいぃ?!
見えないよね,やっぱり....地味で小さいもんなぁ.....

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