モザイク的variegated尾のオスは,ボディにYリンクの紅斑を持っているのだが....なんだかどうもどことなく地味である.この横っ腹と尾筒腹側のふたつの紅斑は,教科書にだって出てくるような,gupのYリンク柄の王道で,昔のアジア魚とか温泉野良gupもみんな持っていたものだ.
でも,ある種のモザイク系のなかには,この紅斑が広がって出て,ちびっと派手になるオスが混じることがある.
ところが,体側がちょっと濃い魚で尾が破れる削れるという事例がよく見受けられる.派手なヤツほどボロボロなのであった.
これはもともと裂けているとかではなく,水の汚れやそれによる感染などが関わる事象であろう.
きっとわしがプラケース溜め水でエアレーション無し飼育をしているせいだろうし,オーソドックス飼育をやっていれば,傷ついて溶けた尾びれなんて見なくても済むんだろうが,わしはもう「大量給餌」+「鬼水かえ」はやらないと決め,高齢者でも片手でできる水かえのgup飼育を目指しているので,まぁこんなものなので,ご容赦いただきたいのであった.

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